デザイナー関田　シャンプー剤の真実

 

デザイナー関田です。

 

先日とある記事の取材でシャンプーについて少しお話しました。

 

そこで気になった発言が。

 

『ノンシリコン&オーガニックシャンプーに変えたら髪がきしむ気がするんですよね、、、』

 

意外と日常的にもお客様から出るご意見のようにも思います。

 

以前にも書いたことがあるので、もう一度ここでシャンプーについておさらいしましょう。

 

シャンプーの歴史 ブログ

 

 

 

 

まず、前提としてシャンプーは頭皮を洗うものであり、毛髪洗浄がメインではありません。

 

毛髪の汚れは湯シャン（予洗いなどとも呼ばれる）でほぼ落ちます。40度前後のお湯で流しながらすすいであげましょう。

 

ではシャンプーは何のために、、、”(-””-)”　頭皮洗浄です。

 

皆さん顔はクリ～ミ～マシュマロホイップ泡で優しく包み込んで洗うのに、おでこから先、髪の毛のびっしり生えたゾーンに入った瞬間になぜ洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシ洗えるのでしょう。。。不思議です。。。

 

顔も頭皮も一枚皮です。頭皮も顔や体と同じように扱ってあげるのが自然のように思います、、、。

 

そして人の体は賢く、順応しやすいので、頻繁にシャンプー剤を変えたりせずに同じサイクルで優しく洗ってあげるのが吉。。。

 

とまあ、話始めるとキリがないので本題に入ります。

 

ノンシリコンシャンプー＆オーガニックシャンプーで髪がきしむのはダメなのか？傷んでいるのか？

 

否。

 

シャンプー後にあまりきしまない、すすぎ心地のいいシャンプーはシャンプー剤の中に被膜成分（シリコン）が入っているためきしまない。

ただそれだけなのです。

カラーもパーマも何にもしていないスーパー健康毛でもシャンプーすればきしみます。傷んでいるわけではなく水分がついて毛と毛どうしが吸着してしまうため指通りが悪くなりますが傷んでいるわけではありません。

 

そして、きしまないシリコン入りシャンプーのその被膜成分、、、もちろん頭皮には良くありません。そして前述の通り、シャンプーは頭皮を洗うものです。

すなわちシャンプー剤にシリコンを入れる必要は全くないと言えます。

 

トリートメント処理はシャンプー後にコンディショナーやトリートメントでしっかり行ってあげればよいので、オーガニックやシリコンフリーシャンプーで頭皮を優しく洗い毛髪は強力なトリートメントでしっかり補修というのが断然理に叶っていて正しいヘアケアと言えるでしょう。

 

まず初めに根本的なことを理解してからでないと全ての選択を間違えてしまいます。

 

言われれば確かに。

でも言われないと意外にそのまま疑問のままにしてしまう事って多いと思います。

 

根本的に解決していけば様々なストレスはどんどん軽減されより豊かなライフスタイルになっていくのではないでしょうか。

 

そのお手伝いができればいいなと思っております。

 

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